※日本三大鍾乳洞・名水百選・ドラゴンブルーの地底湖の水

今回は、岩手県岩泉町にある神秘的な鍾乳洞の「龍泉洞」をお届けします。龍泉洞は日本三大鍾乳洞のひとつで、国の天然記念物に指定されています。
今なお調査が続けられる洞窟の全長は5,000m以上と推定されています。最新の調査で確認された総延長は4,088m以上に及び、高低差は最大249mに達していると言われているそうです。
観光コースとして約700mが一般に公開されており、入口から直線的に伸びる神秘的な洞窟空間や、名水百選にも選ばれる透明度の高い水源地で「ドラゴンブルー」の輝きを持つ地底湖が見どころとなっています。
※洞内の気温は約10℃前後です。足場は整備されていますが、段差もあり濡れていて滑りやすくなっていたり、ルート内には約270段の急傾斜の階段もあります。
天井からぽたぽた水滴が垂れてきたりもするので、軽い防寒ができて、フードがある上着や、パンツスタイル、スニーカーなどだと安心して探検できますよ。

道内に入ってすぐに気温がガラリと変わります。夏真っ盛りに訪問しましたが、汗だくだった体が一気に冷え込みました。写真は月宮殿。まるで異世界に来たような神秘的な空間です。

通路から覗く水をみても本当にきれいで、「まさに名水百選」という感じです。モンドセレクション世界最高品質賞を受賞した日本が誇る名水です。世界有数の透明度を誇る水源です。
いよいよ、第一地底湖に到着。水深35m。龍泉洞は昔から大量の水が湧く底知れない洞窟として知られていましたが、なかなか中には入れませんでした。龍泉洞探検は1920年代から始まり、やがて小舟を浮かべての観光も行われるようになり、1959年、この地底湖の上の崖からゴムボートを降ろして第一地底湖の調査が行われたそうですよ。
地底湖に湧き出す水は、1日あたり1万7千立方メートル以上とも言われている膨大な水量を誇り、カルシウム含有量は国内随一、天然ミネラルをそのままに精密濾過器を使い非加熱で処理・充填しているそうです。近くの住民はこの水が水道から出てくるそうですからうらやましいですね。

第一地底湖の写真はよく見ていましたが、実物は圧巻!水は驚くほど透明度が高く、これほど美しいドラゴンブルーがあるのかと息をのむ程の輝きがとても神秘的でしばし見惚れてしまいました。。。

地底湖の水は本当に透明で見ていると吸い込まれそうなほどです。地底湖は三つありますが、水深30mを超える第一地底湖や第二地底湖でも水底が見えてるんじゃないでしょうか。。。第三地底湖は98mもあるそうです。

真夏の太陽が照りつける晴天の7月某日でしたが、内部温度は本当に11度。。。外でかいた汗はいつしか引きましたが、湿度も92.5%で、なかかなの湿度です。。。ビショビショのTシャツはビショビショのまま。着替えればよかった。。。

なにやら工事現場風の建物が、、、と思ったらワインの直売所でした。繁忙期には売ってるみたいです。
さてと、洞窟内にあるという三原峠を越えるため、約270段の階段にチャレンジします!
階段を上り足をガクガクとさせながら上がっていった場所には展望台がありました。そこからはるか下には先ほど見惚れていた地底湖があるではありませんか!洞内全体の高低差は最大で約 249mあるそうですが、ここから下までは何十mあるのでしょうか。。。また足がガクガクしてきます。。。

展望台から見下ろしても、そのブルーの美しさは圧倒的で、周りの鍾乳石含めて、大自然が幾万年もの時間をかけて作りだした壮大な芸術品ですよ、これは。。。

下りの階段は登りよりは楽ですが、少々この峠越えは疲れます。。。洞窟内は思ったよりも狭く、天井も低いところが多いので本当に探検している気分です。圧迫感もすごいので長くいると早く広いところに出たいという感覚になります。

洞内の周りをみるといくつもの鍾乳石があります。獅子の横姿に見える「守り獅子」も長い年月をかけて自然が創りだした造形物です。このような鍾乳石がいくつもあり、なかなか見ごたえがありましたよ。

今回訪問した「龍泉洞」は、世界有数の透明度を誇る「ドラゴンブルー」の地底湖と、悠久の時が創り出した鍾乳石の造形美が魅力の日本三大鍾乳洞の一つで、神秘に満ちた洞内を探検することができます。
私も幼いころに親せきに連れられ訪問して以来でしたが「龍が通った道だよ」と教えられ「すごいところだった」という、かすかな記憶での今回の訪問でした。約2億数千万年前(中生代三畳紀〜ジュラ紀)からできた石灰岩層は、隆起と雨水による長い侵食を経て形成されたそうです。大自然が生み出した壮大で神秘的な芸術品を観て、改めて感動しました。来てよかった。
龍泉洞は総延長が5,000m以上と推定されている洞窟のうち、一般公開されているのは約700mのみです。公開エリアの先にある未知の地底湖や水没した洞窟のルートを解明するため、洞内水中専門のダイバーによる本格的な調査が継続されており、現在3つ公開されている地底湖も奥にある地底湖を合わせると、7つとも8つともいわれている、いまだ未知のエリアなのです。。。ぜひ、また来て来てみたいスポットでした!
次回も素晴らしい景色と出会えた旅をお届けしたいと思いますので、どうぞお楽しみに!
前回記事「三陸海岸「潮吹き穴」リベンジの旅」はこちらから!」
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